2人目出産後、上の子かわいくない症候群かも?と思った時の対処

2人目の出産後に退院して家へ帰ると、どうも上の子とうまくコミュニケーションが取れない、ということに悩みました。初産から今までの育児は大変だったけど、それでも世界で一番可愛いと思い育ててきた自分の子供が可愛く思えなくなることが、とても悲しく、ショックでした。その体験から、どうしてこんなことが起きるのかを調べ、自分でやってみて良かった対処法を記します。

(追記:産後5ヶ月経って落ち着きました。という記事↓)

上の子かわいくない症候群って?その原因

2人目が生まれてから、上の子がかわいくない。つい怒ってしまうことが増えた。そういう現象を「上の子かわいくない症候群」と呼ぶそうです。
その原因は、

  • 下の子が生まれたことで起きる上の子の赤ちゃん返り
  • 赤ちゃんが余計に可愛く見える
  • 初めての2人育児の負担
  • 出産後起こるホルモンバランスの崩れ

などがあげられるそうです。確かに、自分にも全て当てはまりました。
しかし、この「上の子かわいくない症候群」は出産していないはずの夫にも起こりました。自分の気持ちはさておき、父親である夫が上の子にキツく当たるのを見るのはとても悲しく感じました。

下の子が生まれたことで起きる上の子の赤ちゃん返り

特に、上の子の赤ちゃん返りには想像以上に精神を削られました。もうなんでも自分でできるはずなのに、突然ワガママ・イヤイヤ放題になって心底うんざりしてしまいました。しかし、赤ちゃん返りは子供の成長にとって重要な発達段階だと聞いていたので、これはもう仕方がないと受け入れるしかありません。
赤ちゃん返り対策に関する記事はこちら

赤ちゃんが余計に可愛く見える

そんなワガママ・イヤイヤ放題の上の子の隣では、まだ何も知らない無垢でただ可愛いだけの赤ちゃんがいて、その対比によって余計に上の子がかわいくない、と感じてしまうのだと思います。2人目の赤ちゃんとなると、その可愛さは思った以上に凄まじいです。大きな泣き声ですら可愛いと思えます。もう育児の経験があるから不安に思うことも少なく、余裕のある育児が出来るのも可愛がれる要因です。反対に、初めてだらけの上の子の育児には余裕がなく、それの差もあって上の子が可愛く思えない側面がありそうです。

初めての2人育児の負担

また、親にとって、1人は育てたことがあっても2人を同時に育てるのは初めてなので、その慣れない育児に負担が強く感じられ、精神的にも身体的にも疲れてしまって上の子を可愛がる余裕がなくなりました。上の子にはもう話が通じるはずなのにコントロールができない、そのことに自分の疲れが重なって、余計にイライラしてしまいます。

出産後起こるホルモンバランスの崩れ

「上の子につい強く叱りつけてしまう」ことに関して、産後すぐから深く悩み、産院の2週間健診で助産師さんに相談しました。その際に「産後2ヶ月はホルモンバランスが崩れているので仕方がない。体調が整ってから上の子との関係を良くしていけばいい」とアドバイスを受けました。

産後は1ヶ月静養し、床上げになればもう体は万全になるのだと思っていたので、ホルモンバランスが整うのに2ヶ月かかると言われて驚きました。実際、1ヶ月近く経っても小さなことでカッとなってしまうのは自分でもおかしい、と感じていたので納得できました。妊娠・出産は思った以上に体に大きな影響があるのですね。

いつになったら上の子がかわいく思える?

上記で書いた、出産後のホルモンバランスが整ってくる産後2ヶ月から長くとも2年で上の子を可愛く思えるようになるそうです。
いつかは終わりが来るのだと思えば、少し安心出来るのではないでしょうか。
2人目を産むまでずっと可愛がって育ててきたはずの自分が産んだ子供をかわいく思えないなんて、親としては悲しく、辛いものです。
ちなみに私は2ヶ月で可愛いと思えることが増えてきましたが、3ヶ月経つ今もまだまだ腹がたつことも可愛くないと思う瞬間もあります。ですが、こうやって悩むことは愛情があるからだと思うと、罪悪感が少し薄らぎます。

こうしたら可愛いと思えた、対処法7つ

実際に私がしてみて良かった対処法を紹介します。全部試さなくても、その前に「ああ、上の子やっぱり可愛いな」と思えるはずです。多分。

上の子と2人でデートをする

「上の子とのデート」といっても、2人で近所のファミレスに食事に行くとか、児童館へ行くとか、喫茶店でお茶をするとか、簡単で短時間のお出かけで大丈夫です。
私は上の子と2人でファミレスに行ったとき、パクパクとご飯を食べる娘を見て「ああ、下の子が生まれる前はこんな風に2人でご飯を食べたな。こんな風に可愛いと思っていたな」と、下の子が生まれる前の気持ちを思い出すことができました
それから、夫が休みの日に2人で家の近くの児童館へ遊びに行ったり、お茶をしたりと週に1回はデートを楽しむようにしています。不思議なことに、2人きりで下の子がいないと赤ちゃん返りもせずワガママも言わないので楽しく過ごすことができます。

赤ちゃんの時の写真・動画を見返す

上の子が赤ちゃんの時からこれまでの成長がわかる写真・動画を見ると「ああ、こんな小さい赤ちゃんだったのに、よくここまで大きく育ってくれたな」と嬉しく思います。また、振り返って見ると当時よりも余計に可愛く見えて「やっぱりうちの子は世界で一番可愛い」と思えました。
手探りで何もわからないところから産んで育てて死なせなかった、というだけでも、自分を存分に褒めてやりたいです。

じっくり話をしてみる

これも上の子と2人きりになる必要がありますが、上の子とじっくり話をしてみると新しい発見もあって、そんなことを考えていたのか、と1人の人間として上の子を認識することができました
保育園でのこと、お友達のこと、好きなテレビ、好きなキャラクターのことなど、あれこれ深く聞いてみるととても興味深くて、随分人らしくなってきたじゃないか、と驚きもありました。いつも一緒にいるからなんとなく子供のことをなんでも知っている気になっていましたが、思った以上にあれこれ考えているのだなと知ることができてとても良かったです。これは今後も、時間を作ってやりたいなと思います。(もちろん、下の子にも)

抱っこなどのスキンシップをとる

下の子がまだ赤ちゃんで、そちらを抱っこすることが多いため、上の子とのスキンシップが足りなくなりがちでした。なので、なるべく日中も上の子をぎゅーっと抱きしめたり、頰を撫でて「可愛いねえ」と声をかけるように意識しました。すると、上の子も喜んでくれるし、まだまだ小さいな、可愛いなと思うことができました。もう随分大きくなったと思っていても、まだまだ小さい子供。絵本を読むだけで大喜びするような、幼気な子供なのだと思い出せます。

上の子の良いところを書き出してみる

つい赤ちゃん返りなどで可愛くないところばかり見えてきてしまいますが、一旦少し落ち着いて上の子の良いところ、好きなところを書き出してみると客観的になれます。ずっと育ててきた子供のことですから、たくさん良いところは出てきました。まず30個を目標に書き始めると途中で書くことがなくなって、注意深く良いところを探し出すので「そういえばここも良い」という点が出てくるので良かったです。

夫に上の子を可愛がってもらう

うちの場合は夫も「上の子かわいくない症候群」にかかっていたので難しかったですが、なるべく夫には上の子と積極的に遊んでもらい、仲の良いところを見せてほしいとお願いしました。不思議ですが、夫と子供が仲良くしている光景はとても幸せで嬉しいもので、自分も上の子が可愛いと思えるのでとても良かったです。

ちなみに、夫の「上の子かわいくない症候群」は今も治っておらず、何回も夫婦で話し合っているところです。最近は出来るだけ私から「こんなところが可愛いね」「こんなことがあって、可愛かった」など、夫婦で上の子の可愛い場面を共有するようにしています。

自分の1人時間を作る

上の子を可愛がれない理由に、疲れていること、育児への余裕がないことがあるので、1人の時間を作ってリフレッシュするのも大事です。私はたまに、休日1〜2時間ほど子供たちを夫に任せ、近所のマックに行って1人でお茶をして帰ることがあります。下の子が赤ちゃんだと長時間の外出はできませんが、それでもかなりリフレッシュできます。
周囲に協力してくれる方がいないと難しいですが、今は便利なキッズライン(安価なベビーシッターとのマッチングサービス)やファミサポもあるので、何かしらで自分の時間を確保することをおすすめしたいです。

まとめ

上の子との関係が悪くなってからいろいろと調べてみて、2人目が生まれると上の子が可愛く思えなくなる、というのはよくあることだと知りました。しかし、いつかは可愛く思える一過性のものなので、親として失格なのでは、と悩む必要はありません。
今回紹介した、上の子とのデートするなどの7つの対処法をご参考に、少しでも良い方向へ切り抜けられたらと思います。