なるべく叱らない育児を目指す

「なるべく」叱らない育児を目指す

私は子供を育てる中で、叱ることが必要な場面はそんなにないなと思うようになりました。もちろん、私も人間なのでカッとなって怒ってしまうこともあります。心に余裕のないときはつい怒りがちになります。でも、あとから思い返すと「怒る必要はなかったな」と反省します。
この記事では私が目指す「なるべく」叱らない育児について書きます。
(「怒る」「叱る」の言葉の使い分けに自信がない内容となっています。)

なぜ「なるべく」叱らない育児を目指すのか

私も人間なので、つい頭にきて子供を叱ってしまうことはよくあります。完全に叱ることをゼロには出来ませんが、なるべく叱らない育児をしようと心がけています。その理由は、叱られることで子供が「怒られるから黙っていよう」と悪いことを隠すようになるからです。

先日、娘が突然「雑巾ちょうだい」と言ってきました。どうして?と聞くと、少し言い淀みながら「お漏らししちゃったから」と言いました。ああ、怒られると思ったのだなと少しショックでした(私からお漏らししたことを叱ったことはありません)。
雑巾で拭きながら、「お漏らししても怒らないから、次は教えてね。お母さんが綺麗にするからね。」と伝えました。ついでに「お母さんも小さい頃お漏らしして、怒られると思って隠したけど結局バレちゃった。けど怒られなかったよ」と実体験を教えたところ「じゃあ今度からちゃんと言ってね〜」と大人っぽく言われて笑ってしまいました。

でも、「怒られると思って隠す」というのもかなり人間らしいことだなと成長も感じました。しかし親としては隠し事をされると困ることのほうが多いので、「怒らないから次から教えてね」と根気よく伝えていこうと決めました。

こういう時は叱らない

私が叱らないことにしている場面を少し書き出します。基本的に、「もう済んでしまったこと」「わざとではないこと」などについては叱りません。「次気をつけようね」と言うだけにしています。

食べ物・飲み物をこぼした

食べ物や飲み物をこぼされると、拭き掃除の手間が増えるのでイラッとします。ですが、わざとではないですし「良いことか悪いことか」で分けるとしたら「どちらでもない」ことだと思います。「次はこぼさないように気をつけようね。コップは手元に置くと危ないからこっちに置こうね」と具体的な回避・改善策も提示しつつ、注意にとどめます。具体的に次どうしたらいいかを伝えると改善しやすいです(子供と一緒に考えるのも良いと思います。が、毎回やると一日中一緒に話し合うことになり大変)。
また、これは親の監督不行き届きでもあるので、「次から気をつける」は自分への言い聞かせでもあります。

ものを落とした

うちの娘は親のスマホを使ってゲームをすることもあり、手が滑ってスマホを落とすこともあります。でもわざとではないので「手が滑りやすいから気をつけようね、机の上や床に座って使おうね」と注意します。
もしコップやお皿を落として割ってしまっても叱りません。「次気をつけようね」だけです。済んでしまったことを怒っても仕方がないからです。

服を汚した

服を汚したくて汚す子供っているんでしょうか?服が汚れるということはそれだけ元気に遊んだ証拠。元気無罪。よく遊んだねーと思いながら喜んで洗わせていただきます。「汚さないようにしようね」なども言いません。どんどん汚してオッケーです。同じ理由で、「服が破れた」なども叱りません。

叱るときもある

もちろん叱るときもあります。以下のような場合です。

  • わざと悪いことをした
  • 自分や人が怪我をすることをした
  • 約束を破った
  • 3回以上ダメだと言い聞かせたことを繰り返した

明らかに悪いことをわざとした場合は叱ります。わかっていないような時も「これは悪いことだよ。次にまたやったらすっごく怒るからね」と教えます。

自分や人が怪我をするような危険行為(高いところからジャンプする、大きいものを振り回す、など)も叱ります。その時は出来るだけ具体的に「こうやったらここが当たって怪我をするよ。血が出るよ。病院に行って入院するかもしれない。お家に帰って来れなくなるよ」など若干脅し気味に言い聞かせます。

約束を破ることは悪いことだと教えているので、その場合もよく叱ります。「これが終わったらお風呂入ろうね」「これが終わったら遊ぶのおしまいね」と毎日細かな約束事をしています。この約束を破った場合は「さっき約束したでしょう、約束は守ろうね」と言って叱ります。約束が守れたらその度「よく守れたね」と褒めることもセットにしています。この習慣のおかげで現在は約束を守るようになっています。

ダメだと言っても3回以上繰り返しているようなことについても叱ります。娘の場合、スプーンに食べ物が乗っている状態で余所見をして床に落としてしまうので、これについては何度も「食べる時はスプーンを机の外側に出さないで」と教えています。それでも何度も同じことを繰り返すのでその度叱っています。

叱る時に注意していること

一度叱りはじめると、怒りの感情が湧いてきてつい強く言いすぎてしまうこともあります。言いすぎたな、と思った時は後から「あんなに怒ってごめんね」と謝るようにしています。

また、強く叱った後は気持ちを切り替えて、怒りすぎないようにしています。私の場合、子供が「わかった」「はい」と言ったあとに自分も「はい」と言い、それを合図に気持ちを切り替えるようにしています。
特に、自分自身も「いつまでも機嫌が悪い人」が嫌いなので、これには気をつけています。

「怒られて怖かった」だけが記憶に残るような叱り方も良くないと考えています。強く怒りすぎてしまった場合や、その後もずっと不機嫌になってしまった場合にそうなってしまうような気がするので、先に述べた2点はよく注意するようにしています。

叱る叱らないより大事なのは褒めること

先日子供と一緒に見た「ポケモン サンアンドムーン」のアニメで、印象的なシーンがありました。主人公のサトシが自分のポケモンのイタズラに怒るのですが、その時のセリフが「こんなことしちゃダメじゃないか!でも今の技、すっごい良かったぜ!」と、注意しながらも最後に褒めていたのです。ああこれは私が学ぶべき育児の手法の一つだ、と直感しました。

叱りながらも、褒められるところは積極的に褒める。そうすることで、「悪いことも見られるけど、良いところもちゃんと見てくれる」と信用してくれるようになるのではと感じました。実際にはとても難しいことだと思いますが、常に意識してよく褒めていきたいと思いました。「怒られるからやらない」より「褒められるからやる」という子供に育てたいです。

最後に

叱られすぎて育った子供は「失敗を恐れる」「失敗を隠す」大人になると思います。失敗しても、次はこうやって回避しよう、改善しよう、と思えればまた挑戦出来るようになるはずです。また、「怒られて育ったから他人にも怒鳴りつける」ような大人には決してなってほしくありません。子供は親の鏡。できれば褒め上手な大人になってほしいです。

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