2人目育児が始まってから、8ヶ月が経ちました。妊娠中は「姉弟の2人育児ってどうなるんだろう」と不安に思っていましたが、今ではすっかり生活も安定して落ち着いています。下の子が生後8ヶ月となった現在では、離乳食が進んだり、ずり這い・つかまり立ちが始まったりと少しずつ変化も起きています。そのことについて少し書きます。
2人目育児、2ヶ月経過の所感はこちら
2人育児開始から8ヶ月の変化
2人育児が開始して8ヶ月、赤ちゃんの成長はとても目覚ましいです。そして、少しずつきょうだい喧嘩も起きるようになってきました。
下の子の成長
生後8ヶ月ともなると、かなりの成長を見せてくれます。
- 離乳食が中期に入った
- ずり這いが早くなった
- つかまり立ちも始まった
離乳食が中期に入ったことで、離乳食作りもかなり楽になってきました。いちいちお粥をペーストにしなくてもいいのがとても楽です。
(関連記事:2人目の手抜き離乳食レポ(7〜8ヶ月))
たまたまですが、食べるのが好きな赤ちゃんだったのでパクパク食べてくれるようになり、1回の離乳食が10〜15分程度で終わるようにもなりました。
ずり這いも速度が上がり、あっという間に移動して視界から消えます。
つかまり立ちも始まってしまったため、ソファの上やマットレスの上に置いた物にも手が伸びるようになってしまいました。
成長が嬉しい反面、誤飲事故がますます怖いです。
姉弟の関係
下の子がずり這いで移動するようになってから、いつの間にかテレビ鑑賞中の姉に登って嫌がられるようになりました。また、上の子が遊んでいるおもちゃを取って怒られることも増えました。
姉弟の喧嘩も増えてきて微笑ましい反面、これからもっと喧嘩が増えて仲裁しないといけなくなるのかと思うとゲンナリしてしまいます。
しかし、基本的に姉は弟を溺愛しているので、上手く仲裁していけばそれほど大変ではないのではないかなとも楽観しています。現在も「弟はお姉ちゃんが大好きだから、一緒に遊びたいんだよ」「お姉ちゃんのおもちゃが気になるんだよねえ」などと声をかけて、上の子の嫌な気持ちをなるべく払拭するようにしています。すると、たまにですがおもちゃを譲ったり、違うおもちゃをあげたりして上手に一緒に遊んでくれます。
下の子が上の子へ与える影響
下の子の存在は、これまで唯一無二の女王のように振舞ってきた上の子にも良い影響があるなと感じています。少しずつですが、親が赤ちゃんのお世話で大変なことを理解して、お手伝いをしたり我慢をすることが出来るようになってきました。これはとても嬉しく、2人目を産んで良かったと思うことの1つです。
最近、「今日はお父さんいないから、ワガママ言わないようにするね」と言ってくれたときは、我慢させることに申し訳なさも感じつつ姉として確実に成長していると実感しました。
実際、夫がいない夜の娘はとても良い子で、ご飯も文句なくパクパク食べてお風呂にもすぐに入ってくれます。寝るときも、いつもはずっと遊びたがりますが、私1人の時は自分から電気を消して「そろそろ寝る」と言ってくれます(いつもそうしてほしい)。
しかし我慢させすぎるのもきっとストレスになるので、休日は好きな遊びに付き合うようにしています。
2人育児で楽・大変な点
楽になってきたこと
現在、楽になってきたことは以下です。
- 上の子の赤ちゃん返り
- 子供2人が一緒に遊ぶようになった
- ワンオペ風呂
上の子の赤ちゃん返り
上の子の赤ちゃん返りは完全に落ち着きました。少しずつ姉としての余裕も出てきています。
1人遊びも食事も、2人目が生まれる前と同じように出来るようになりました。本当に良かった…。
上の子の赤ちゃん返りが落ち着いたことで、日中上の子にイライラすることが激減しました。出口の見えないトンネルから出られたような気がします。
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子供2人が一緒に遊ぶようになった
家にいる時、外を歩いている時に子供2人が一緒に遊ぶようになってとても楽になりました。
家にいる時は上の子の気が向けば、ですが、上の子が歌ったり踊ったりするのを下の子がゲタゲタ笑って見ていたり、下の子のおしゃべりの真似を上の子がして笑いあったりしています。
外を歩いている時は、「弟くんと手繋ぐ!」と言って上の子がベビーカーの息子と手を繋いで、一緒に遊んでくれます。これまで下の子が上の子の相手を出来ず、歩きながらずっと私が上の子の喋り相手をしなければならなかったので少し大変でした。今は、2人で何やら笑い合ってくれているのでこちらも微笑ましく、楽にもなったなーと嬉しいです。
ワンオペ風呂
ワンオペ風呂もかなり楽になりました。下の子がつかまり立ちを出来るようになったので、お風呂の縁につかまり立ちさせて体を洗えます。お湯に浸かる時も、つかまり立ちさせられるので大人は見守るだけで大丈夫です。つかまり立ちが出来るようになってから急激に楽になりました。
あと、自分がワンオペに慣れてきたこともあります。大変でもやれば出来るということがわかりました。
大変なこと
2人育児で大変なことは、現在では以下のことです。
- 上の子の小さいおもちゃ・工作物を食べる
- 平日の夜泣き
- 子供2人分の食事準備
- 寝るタイミングの違い
上の子の小さいおもちゃ・工作物を食べる
一番大変、というか危険なのが、下の子の誤飲リスクです。
上の子は現在、毎日保育園から何かしらの工作物を持って帰ってきます。大きい物から小さい物まで、ほとんどが紙で出来ているものなので、赤ちゃんとしてはとても食べやすいです。紙でもまとめて飲み込めば危険なので、なるべく口に入れないように手が届かない場所へ片付けるようにはしています。しかし、思わぬところ(ソファの下など)から取り出していつの間にか食べている…ということが頻繁に起こります。
また、何かもぐもぐしているなと思ったら、上の子のおもちゃの一部が外れて小さいパーツが口に入ってしまっていた、ということもありました。
上の子が4歳だと年齢差の点で楽な反面、こういった「上の子のおもちゃを誤飲するリスク」が非常に高い、という面もあります。
今のところ、小まめに片付けをして床やソファの周辺に小さい物を放置しないようにしたり、長時間目を離さず監視することで危険な誤飲事故は避けられています。でもいつかやらかしそうです…。
平日の夜泣き
1人目の夜泣きは、朝寝坊することで体を休めていました。しかし2人目の夜泣きではそうもいかず、上の子を保育園へ送らなければなりません。夜泣き明けの保育園送迎(片道徒歩20分)はとても体が重くて辛いです。帰ってから下の子と一緒にお昼寝をすることでなんとか体調を崩さないようにしていますが、自分が上手く昼寝できない時もあります。
まず夜泣きの原因を除くことが出来れば良いのですが、そんなに簡単にはいかないのが0歳育児。夜泣きに特効薬はない、というのが2人を育てての実感です。今はただ、嵐が過ぎるのを待つのみです…。
子供2人分の食事準備
離乳食と幼児の食事、2人分を用意するのは思った以上に大変です。平日は子供2人の夕飯を同時に準備してあげているのですが、2倍時間がかかります。なるべく下の子は冷凍した離乳食をレンチンするだけにしたり、上の子の夕飯もお惣菜を活用して手間をなくしています。が、赤ちゃんの機嫌が悪いとおんぶしながら準備をするので、負担が大きいです。
今からこんなに大変だと、復職後の夕飯はどうなってしまうのか、かなり気が重いです。早く同じ食事にしたいです…。
寝るタイミングの違い
下の子の生後すぐから起きている寝るタイミング問題。うちの上の子はとにかく寝ない子で、毎日23時過ぎになってようやく眠ります。
最近では、下の子が21時30分頃に眠り、その後も30分おきに泣いて起きますが抱っこで再入眠させています。その間、上の子は夫が添い寝して騒がないようにする、という感じです。(下の子が夫の抱っこで大泣きするようになってしまったため)
上の子が眠れずなんども寝返りをうったり布団を敷き直したりする音で、下の子が起きてしまうのに毎日イライラします。そのうち下の子が添い寝だけで眠ってくれるようになったら、上の子と同時に寝てくれるかもしれない。そうしたらようやく寝かしつけが楽になるだろうなとは思っています。今はただ忍耐…。
その他、2人目ならではのこと
2人目の成長の早さ
つい先日、たまたまかもしれませんが、下の子が上の子の髪の毛を引っ張っている時に「ダメだよ!」と注意したところ、スッといたずらをやめたことがありました。しょっちゅう上の子に「ダメ!」と注意しているので、もしかしたらもう言葉が通じはじめているのかもしれません。
下の子は成長が早い、と聞きますが、1人を育てていた時よりも2人目の赤ちゃんは多くの言葉を聞いているので、確かに言葉が早いというのはありうることだと感じました。
ママ友からのお下がりをよくもらう
これは2人目ならではだと思いますが、上の子のクラスで出来たママ友からのお下がりをよくもらうようになりました。
LINEで「娘ちゃんのロッカーにお下がり入れておきました!」と伝えられてお下がりをもらったりします。正直、すごくありがたいです。私も機会があれば、保育園のママ友にお下がりを譲ろうと思います。
最後に
2人育児も8ヶ月が経つと、大変なこともまだまだありますが徐々に楽になってきました。中でも上の子の赤ちゃん返りが落ち着いたことが一番大きいです。
下の子が10ヶ月の頃に復職予定なので、その頃には更に楽になっているだろうとは思いますが、それでも食事と寝かしつけに不安があります。まあ、死ななければ大丈夫、と思ってなんとか頑張ります。